<   2009年 09月 ( 9 )   > この月の画像一覧
トらやん
e0150519_2222383.jpg

でかっ!!
ジャイアント・トらやん。

火を噴くらしいです。
市役所に飾ってあるんで、さすがにここでは噴いてくれないですけどね。
左にあるテレビ(これ多分50インチくらいある)で、火を噴くトらやんが見られるけど、かなりおもろいです。
ありえへんーって感じです。
めっちゃ笑った!


e0150519_2237174.jpg

こちらは、ガラクタおもちゃでできた恐竜!
奥でおっちゃんがどんどん作っているよ。

大阪もおもろいアートイベントやるやーん!
もともと愛してたけど、さらに惚れたぜ大阪!
水都大阪は10/12までやってるみたいですよー。
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-09-30 22:50 | まいにち
「三人姉妹」



「三人姉妹」

 大島真寿美著

 









三人姉妹の年の離れた末っ子の水絵は、ミニシアターでアルバイトをしながら、大学の頃のサークル仲間と映画を作ったりしながらのんびり暮らしている。
長女亜矢は、お見合い結婚をして平穏に暮らしているかと思ったら、離婚騒動を起こして息子を連れて実家へ帰ってくるし、次女真矢はバリバリのキャリアウーマン、不倫にはまってどろどろに、そして母はええ年して家出を!
滅茶苦茶な家族に振り回されて、年下の彼ともうまくいかず、さらに将来への不安も募るばかり、でもやっぱりのんびり暮らす水絵の物語です。

いやー仲のいい姉妹ですこと。
お互いけなし合いやし(特に恋愛に関して)、んで末っ子水絵は姉二人にええように使われまくりではあるけども、仲いいですよー彼女達は。
うちにも妹が一人おりまして、そんな仲悪くはないとは思いますが、恋愛の話なんてそうしないもんね。
真矢と水絵が、亜矢が彼氏と公園でキスしているところを覗きにいくていうシーンが、かわいくってすごく好き!

将来に悩む若者の小説はいろいろありまして、髪の毛掻きむしって悩むようなタイプと、考えんのもめんどくさいぜーって感じのだらだらタイプに分けられるかと思います。
水絵はもちろん後者。
こういうのん読んだらついついイラっとしちゃいがちなんですが、全然大丈夫でした。
向上心なんて感じられへんのに、なんでやろ、水絵の性格かな。

最後は、え、これで終わり?と、あっけにとられるようなとてもよくわからん終わり方でした。
いや水絵の物語はこれからやからねってことで、そもそも水絵の日常にそんな劇的なイベントもないしな、あの終わり方でもそんなに不快感無し。

ところで、なんで表紙に猫がおるんでしょう・・。
猫なんて一匹も出てきませんでしたけど?
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-09-30 01:05 | ほん
「恋文の技術」



「恋文の技術」

 森見登美彦著

 









お手紙はええもんです。
字を書くことが楽しいし、切手を選んだりすんのも文通の醍醐味ですよね。
しかし恋文は書いたことないかもなー。

能登の実験所に飛ばされた大学院生守田一郎が、京都にいる大学の友人や先輩や妹に宛てて手紙を書く。
ひたすら手紙!

友人の小松崎君から恋愛相談を受け(まともなアドバイスをしているかどうかは置いといて・・)、いたずら好きの先輩には忠告を(受け入れられるかは別問題・・)、妹には説教を(これまた無視されている気がしますが・・)
ほんでおもしろいのが、森見登美彦氏との文通!
大学の友人ということで登場します。
他の小説と話がつながる部分もあって、ファンなら喜ばしい限りですよー。

お話は、守田一郎から誰か宛ての手紙の文面だけで進んでいきます。
向こうからの返信や、その他のつなぎの文章みたいなもんは一切なし。
これを書簡体小説というんですか?ネットに書いてた。
ふーん、初めて読んだー。

さて、「恋文の技術」やのに恋文は誰宛?とお思いのことでしょう。
守田一郎はシャイボーイなんで、なかなか意中の人には手紙が出せないのです。
書いては途中で諦め、反省点を挙げて次に挑む、けどまたうまく書けず。
あほちゃうんと思うようなおもしろ失敗書簡がずらり。
友人の恋愛にはでかい口叩くのになー。

モリミーを読んだことない方で「恋文の技術」を読みたいと思われた方は、他の作品数冊(できれば「夜は短し歩けよ乙女」)を読んでからにされたほうが、ずっと楽しめると思います。
お茶目な人やわーほんま。
今回は若干能登に進出したけど、やはり京都からは離れへんねんなぁ。
飽きひんからええですけどね。
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-09-21 12:10 | ほん
かたまりたけし
塊魂のサントラ「かたまりたけし」を買ったら、手ぬぐいがついてきました!

e0150519_22134780.jpg

e0150519_221565.jpg

e0150519_221681.jpg

見えます?
こいつがかたまりたけしかなー。
他にも、小さいイトコハトコがところどころにおるんです。

CDももちろんすばらしい。
堀越学園高等学校吹奏楽部が演奏してるのが入ってたりと、相変わらず遊び心満点やし。
松崎しげるももちろん入っていますので、ご安心を!
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-09-15 22:51 | ええもん
「蛇行する川のほとり」



「蛇行する川のほとり」

 恩田陸著

 









少女が大人になる瞬間は、小説やら映画やら漫画やら、色んな手段で描かれてきたことと思います。
それやったらうちは、その代表にこの本を選びたい。

うちで合宿をしましょうと、憧れの先輩の香澄と芳野からお誘いを受けた毬子は、嬉しくて嬉しくて舞い上がってしまう。
二人は高校美術部の先輩であり、演劇祭で使う舞台の背景を描き上げなくてはならなくて、その合宿を香澄の住む「船着場のある家」ですることになったのだった。
合宿には他にも、香澄のいとこの月彦と、女の子みたいな綺麗な顔立ちの暁臣が来たのだが、実はこの五人は、この付近で遠い昔に起きた未解決の事件に関わりがあった。

美しい少女と事件、うーんぞくぞくする組み合わせ!
「船着場のある家」と、そのお隣の「塔のある家」、ネーミングからして神戸の異人館みたいな洒落た建物に違いないし、もう何かと乙女心をくすぐってくるんですよね。
酒井駒子さんの表紙も、何かを秘めている感じが内容とぴったし。

探偵みたいに事件を解決するのではなく、事件当時の秘密が最初から彼女達の中にあって、少しずつ思い出す、あるいは思い出すように仕向ける。
ミステリってよくジクソーパズルに例えられるけど、そんなばらばらな感じじゃないんですよね、恩田さんって。
完璧な状態のものを、優しく慈しむようにはがしていくというか・・・ええ例えが見つからないですが・・・。
純粋で美しい少女たちを、あたたかく見守りながら書きはったんやろなぁ、これ。

うちが一番好きなシーン、それはなんと言っても最終章。
秘密をこっそりと自分だけに教えてもらっているような感覚になりました。
「私たちだけの秘密よ。誰にも言っちゃだめよ。」と友達と隠れて喋った、小さい頃の思い出のような。
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-09-12 23:14 | ほん
「女の子ものがたり」(映画)


映画「女の子ものがたり」

友情に涙!







これまた西原ワールド全開でした!
あああもう、一言一言に泣ける。

深津絵里がヨゴレ役!ていうことに随分注目されているように感じますが、それより話、めっちゃええですよ。
「女の子ものがたり」にしろ「いけちゃんとぼく」にしろ、西原さんの空気感を崩さずに映像化されていると思います。
あの雰囲気は独特ですもんね。
ことばが、ほんま心にしみる。

しかしほんま深津絵里は何をさせてもかわいいわ。
朝っぱらからビール飲んでても、ぐでーってしてても、かわいい!好き!
ほんでこども時代役の女の子三人と、高校生時代役の女の子三人、これまた皆すごいええ感じ。
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-09-09 01:03 | えいが
「ねこに未来はない」



「ねこに未来はない」

 長田弘著

 










ねこ好きの皆さん、にゃんだか恐ろしいタイトルですが、心配ご無用!
「ねこに未来はない」は、ねこの未来はお先真っ暗!という意味ではなく、ねこに未来という概念はないのだ!ということなのです。

ねこ嫌いだったぼくは、大変ねこ好きな奥さんと結婚し、ねこを飼うことになった。
しかし次々といなくなってしまうねこたち。
一体どこへ消えてしまったのだろうか。
詩人の長田弘が描く、物語のようなエッセイです。

ねこに未来はない、ので、老後はこのうちでゆっくりと・・なんて、とても考えない。
木の葉が落ちる、すずめが飛び立つ、この瞬間が全てなのです。
こんなにすてきなぼくと奥さんがいるのに、なんでどっかへ行っちゃうんやろなーなんて考えても、ねこなんやからしゃーないのですね。

ねこ文学の登竜門、といったところでしょうか。
うちは通るのがずいぶん遅かったですが。
「ねこに未来はない」の現代版が、町田康の「ねこにかまけて」という感じかなー。

にゃんとこの本、1971年に書かれたものだそうです。
うち生まれてない!
何十年もの間、愛されて発行され続け、ねこ好きたちを楽しませ興奮させてきたのやと思うと、厚さ1センチ程度の文庫本がぐんと重みを増して感じられます。

ねこに未来はなくない!
この本が、ねこの未来を作っているんやわ!
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-09-07 00:51 | ほん
ラ・マシン
e0150519_1413940.jpg

今開催中の、横浜開港博。
その目玉でもある、クモ型ロボット、ラ・マシンを見てきました。

8本の足だけで歩くわけではないのが残念でしたが、いざ動き始めると、そんなことも忘れてまうかっこよさです。
いかにもロボット!というような操縦席。
足の関節部分らへんのコードの見せ方。
クモ本体の、化石のような質感。
たまりまへんなー。

ガシャーンガシャーンと一歩ずつ迫ってきて、しかもなかなか近くで見れましたし、もう迫力満点でした。
時々水を吹いて威嚇してくるんですが、びしょびしょになりながらも耐えて、カメラアングルええ位置キープ。
写真も映像も、めっちゃ撮ったったー。

e0150519_261899.jpg

夜は幻想的で、またかっこいい。
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-09-06 02:08 | まいにち
「カンランシャ」



「カンランシャ」

 伊藤たかみ著

 









若者を描くたかみさんが好きなもんで、大人度高めのたかみさんを読むのはなんとなく避けてきたんですが、ついに初挑戦。
大人の恋も、悪くないなー。

夫の直樹の浮気調査を、直樹の後輩であり友人でもある隆一に頼んだいずみ。
隆一は妻と別居中で、二人の仲はすでに冷めきっており、相談を受けるうちにいずみのことが気になり始める。
一方もごもごと浮気中の直樹は、愛人から、奥さんと離婚して一緒になってほしいと迫られ続け、さらにもごもご。
直樹、いずみ、隆一の三人の視点から、大人の恋を爽やかに描かれています。

まぁ言うたらダブル不倫なんですけどね。
以前に読んだ井上荒野さんの「雉猫心中」も、不倫ふりーんな感じで関係がどろどろしとったんですが、この本は臭さがない。
不倫も浮気もあきませんよ、でも、三人が三人とも恋に必死でぐちゃぐちゃなんです。
恋は盲目とは、うまいこと言うたもんやなぁと感心。
でも女ってこわいね。

たかみさんあんまり単行本出してないですよね。
これは今年の6月なんですが、そうとう久しぶりなような・・。
さらにこの「カンランシャ」、びっくりなことに、雑誌「CLASSY.」で掲載されていたそうなんです。
クラッシー言うたらきりりとした大人の女のイメージ。

もっとヤング向けのんを書いてー。
辻仁成ぽい感じにならんとってー。
たかみさん、うちはあなたの書く若者たちが好きなんです!
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-09-01 02:07 | ほん