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「いけちゃんとぼく」(映画)


映画「いけちゃんとぼく」

感動!号泣!






なんと言っても、いけちゃん(男の子の横におる、黄色い変なやつ)の声が、蒼井優なんでね!
見に行かないわけないよ!

いけちゃんはいつでもぼくを見守っていてくれて、悲しいことがあったときは励まし慰めてくれる。
ぼくの絶対的な味方なのです。
そして他の人からは見えない。

こどもの頃って、何かしらこういう存在がありますよね。
いけちゃんみたいなのが見えたーって話は聞いたことはないけど、例えば人形であったりタオルであったり・・
この子と一緒やったら大丈夫!みたいな。
うちは、ちっちゃいカメの人形にネックレスを付けた、ノコちゃんってのが友達でした。

で、映画です。
西原理恵子の漫画、そのままの映像でした。
うち「いけちゃんとぼく」は読んでないんですが、漫画もこんな感じなんやろうと想像できる画面。
わけわからんのが出てきたり、頭の中の妄想のシーンがあったり。
そしてこども達が元気ー!

今年の夏は、西原理恵子の映画化ラッシュですね。
8月に「女の子ものがたり」もやるし。

超余談ですが、「いけちゃん」って聞くと、どうしても学生時代の変わり者のクラスメートの顔が浮かびます・・・
あわわわー。

映画「いけちゃんとぼく」ホームページ:http://www.ikeboku.jp/
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by sabazaki-jaco | 2009-06-29 23:34 | えいが
「ノルウェイの森」
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いつものように感想文書くのは何か違うなーと思ったんで、今回は自由に書かせていただきます。
超名作、村上春樹の「ノルウェイの森」再読しました。

一回目は23歳くらいの時やったかな、うちが読んでたら付き合っていた男の子が本を覗いてきて、「官能小説やん!」って言うたんを覚えています。
二回目は昨年、「東京綺譚集」を読んだ後に、もっと春樹を!と思って読んだんでした。
そして今回が三回目、映画化されるし、1Q84(まだ読んでへんし、買うか悩み中)えらい売れてるし、ってことで思い出して読みました。

基本的に本を読み返すことをしないうちが、一冊の本を三回も読んだってことに、自分でびっくりしています。
しかも今すぐ四回目に突入することができる気がする。
主人公のワタナベ君が、出鱈目に「グレート・ギャツビィ」のページのどこを開いても失望させられることはない、と言っていたように、うちにとって「ノルウェイの森」もそんな感じです。
それぞれのシーンを思い浮かべて、浸ることができます。
うちハルキストちゃいますけどね。

ほんま、これ以上の恋愛小説、ないです。
純愛ですよ。

直子と菊池倫子のイメージが全然違うと思うんですが、映画、めっちゃ楽しみです。
そして「1Q84」と、四回目のために「ノルウェイの森」も、欲しいなー。



*写真は「ノルウェイの森」とは何の関係もありませんが、最近撮ったデジハリー。
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by sabazaki-jaco | 2009-06-27 03:36 | ほん
「三文ゴシップ」



「三文ゴシップ」

 椎名林檎







待望の椎名林檎ソロ名義のアルバムです。
今日は体調が絶不調で、仕事早退させてもろたにも関わらず、これだけはちゃんと受け取りに行きましたよ。
美しい!!!

しかし林檎は、今回はいまいちーってのが一つもないからすごいなー!
毎回新しい。
毎回新しいって、すごいよね。
才能底なしやわ。
はぁー好き。

最後に密かに入っている「丸の内サディスティック」がかっこよすぎー。
自然に体揺れちゃいます。

丸サ以外にも、体揺れる曲が多い。
ていうか踊りたい!
うん、皆でおしゃれして踊りたい!
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by sabazaki-jaco | 2009-06-23 23:03 | ええもん
「幸せ最高ありがとうマジで!」



「幸せ最高ありがとうマジで!」

 本谷有希子著

 ○○









小説やと思い込んでいたんで開いてびっくり、戯曲でしたー。
そもそも本谷さんは、劇作家ですもんね。
そういえばそうでした。
この劇で、岸田國士戯曲賞受賞ていう賞を取らはったらしいです。

家族で細々と新聞販売所をしていた曽根家に、突然現れた明里。
旦那さんの愛人ですと言うたかと思ったら、実は嘘かも。
明里のおかしな発言でめちゃくちゃにかき回され、混乱する曽根一家。
ていうかそもそも曽根一家もおかしな人ばっかりやし。
どれが本当でどれが嘘かわからんー!

登場人物は、合計6人。
明里を筆頭に、全員変です。

本谷さんて、女の人の切羽詰まったところを描くん、すごい上手ですよね。
それもコミカルな感じ。
痛々しすぎて笑われへんのやが。
ほんでこのタイトル!
この頭おかしい内容に対して、最上級の幸せを謳ったようなタイトル!
痛々しさの極みですやん。

演劇って見に行ったことないんですが、こんなぶっ飛んだ内容もアリなんですね。
新聞販売所で、変な女が騒いでるだけの内容ですよ。
まともな人、一人も出てこないんですよ。
おもしろそう!

本も映画も「腑抜けども・・」がめっちゃおもしろかったんで、本谷さんすでに十分に気になっておったんです。
これはうちの演劇デビューの日も近いかも。
いやどうやろ、演劇はなんか緊張するなぁ。
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by sabazaki-jaco | 2009-06-22 03:37 | ほん
大阪検定
今日、大阪検定受けてきました。
とりあえず3級。

受験者そないにおらんと思ってたら、会場の最寄り駅で降りる人めっちゃおって、んでぞろぞろと一緒の方向に向かって歩いてるもんやからびっくりした。
おじさんが多め。
うちと同じ年くらいか、若そうな人もちらほら。

3級はさほど難しくなくて、教科書を一通り読めばわかる程度でした。
「○○」と「ツッコミ」、○○に入る言葉は次のうちどれ?
多分これが一番簡単な問題やったと思うけど、こんなんもあったり。

合格発表は8月頭。
受かってたら、来年2級を受けよっとー。
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by sabazaki-jaco | 2009-06-21 23:46 | まいにち
「すごい本屋!」



「すごい本屋!」

 井原万見子著

 









著者の井原さんは、和歌山県の山奥の村にある本屋、イハラ・ハートショップの店長さん。
「この村にも本屋があったらええのに」という村の人の声で生まれたイハラ・ハートショップでは、本の隣に、お醤油や洗剤も並んでいるのです。
地域密着型本屋!

「すごい本屋!」って、イハラ・ハートショップを知らない人(うちもそうやったんですが)に対して、えらいハードル上げまくりのタイトルですよね。
びっくりマーク!まで付けて。
山奥の小さな本屋が、なぜ、どのようにすごいのか。

「かいけつゾロリ」の原ゆたかさんのサイン会。
「ねずみくんのチョッキ」の原画展。
「おまえうまそうだな」の宮西達也さんとのお絵かき会。
写真家今森光彦さんのおはなし会。

まだまだあるんですが、これら、イハラ・ハートショップで開催されたイベントなんです。
こどもの本に無知なうちでも、全部知ってますよ。
参加できる地元のこどもたち、幸せ者過ぎますよ。

すごい本屋!って言うより、すごい井原さん!
こどもたちに、本に親しみを持ってもらえるようにという意識と、実現に向けての行動力が、もう「すごい!」としか言い様がないんです。
こどもに対してだけじゃなくて、大人向けのトークショーを開いたり、小中学校の図書室の充実に尽力したり、農業書を充実させたり、取材をいっぱい受けたり・・・

そして、パンを買いにきたついでにいすに腰掛けて、「今日は病院行ってん」とか喋っていくおばあさん。
その向こうで、女の子二人が「この本読んだことあるでー」と言い合いっこ。
地域のコミュニケーションの理想形が、この小さな本屋の中にあるんじゃないかなと、そんな気がしました。
本屋として一流になるよりも、そっちを大切にしている井原さん、すてきな方やわ。

こないだ、beyerっていう本屋兼カフェに行って、イハラ・ハートショップとはまた全然違うところなんですがめっちゃすてきやったもんで、最近本屋をやりたい病にかかっていたところなんです。
病気、さらに悪化しました。
本屋ー、憧れるー。
イハラ・ハートショップ、めっちゃ遠いですが、いっぺん行ってみたいなー。
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by sabazaki-jaco | 2009-06-18 00:03 | ほん
「ミッキーたくまし」



「ミッキーたくまし」

 西加奈子著

 









こんな大人になりたい像、ってありますよね。
栗原はるみみたいなお母さんになりたいとか、江角マキコみたいにバリバリやりたいとか、YOUみたいに自由に生きたいとか・・・
そんな感じで、うちは西加奈子みたいになりたい。
西さんみたいに、「うんこ」で笑えるようなステキな大人になりたいです。

「ミッキーたくまし」は、「ミッキーかしまし」に続くエッセイ本第二弾、WEBちくまで連載していたものをまとめたものです。
西さんのおちゃめな挿絵付き。
ミッキーとは、もちろんマウスじゃあなくて、西さんが昔働いていたスナックでそう呼ばれていたそうです。

「かしまし」の方では、そんな大阪時代の小話から、上京して出版社の人たちと飲みに行ったり吐いたり・・が読めます。
「たくまし」では、ニューヨークやバリ旅行のことや、飼ってはる猫のモチのかわいさや、出版社の人たちと飲みに行ったり吐いたり・・が読めます。
結局飲みっぱなしですやん。
楽しそうでええなぁ。

大阪弁丸出し、喋り口調そのままの文章がたまりません。
それに、もう本全体から、ええ人!感が滲み出まくってるんです。
友達になりたい!
出版社に勤めたら仲良くしてくれるやろうか。

飲んだ酔ったみたいな話ばかりではもちろんなく、作家として真面目な話も、十回に一回くらいはありましたよ。
西さんの小説一冊でも好きな方は、ほんまこれも読んでほしいです。
小説の見方が変わります。
あほみたいな文章の割に、かなりええこと書いてはるんで!

第三弾、「みっきーやかまし」も期待しています!
ってWEBちくまの連載、去年で終わってしもたんですよね。
出版社ちゃうくていいから出してー!!
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by sabazaki-jaco | 2009-06-14 00:32 | ほん
この日は快晴やったんで
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点字ブロック乱反射!

ハリネズミはほんまに何が起こるかわからんなぁ。
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by sabazaki-jaco | 2009-06-12 21:38 | しゃしん
「彼女について」



「彼女について」

 よしもとばなな著

 









毎日をぼんやりと過ごしていた由美子のもとに、いとこの昇一が突然訪ねてきた。
由美子には暗い過去があり、ある一時期の記憶を失ってしまっている。
苦しみから由美子を救うべく、二人はあいまいな記憶を辿って旅に出る。

すごい本でした。
感想文ブログをやっておきながら、いやもっとちゃんとした感想を真面目に書け!とお思いでしょうが、ほんまその一言に尽きます。

衝撃のラストが衝撃的すぎて、どっかーんと後頭部を殴られたような衝撃で、まだぼやっとしています。
何を書いてもネタバレになってしまう気がして、何も書かれへん・・。
ブログアップする意味ないですね★

生きる気力がほとんどなく、毎日を無意味にふわふわと過ごしているだけの由美子。
暗い過去のことを忘れてしまった訳ではないけど、それに捕われているというほど思い詰めてはいなくて、割り切ってとりあえず生きているのは由美子の純粋な性格故。
物語はここから始まります。

そこに、由美子とは対照的にきちんと生きている昇一が現れ、ふわふわしている由美子をしっかり支え、リードし、救いたいと言う。
読み進めていくうちに過去に何があったのかが徐々に明らかになっていくんですが、一時も離れずに昇一が支え続けてくれたおかげで、由美子が辛さに押しつぶされずに済む。
その様子は、読んでいるうちにとっても、ほんまに救われることなんです。
文中で由美子も何度も言っているんですが、ほんま「よくできた男」!

たかが小説、と言うてもーたら元も子もないですが、なんでこんなに安心した気持ちになれるんでしょう。
良い面、悪い面を含めて、めっちゃスピリチュアルな要素たっぷり。
全てを肯定された気分です。
明日からはもっと、人にやさしくなれる気がするー!
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by sabazaki-jaco | 2009-06-10 23:18 | ほん
「17歳のヒット・パレード(B面)」



「17歳のヒット・パレード(B面)」

 伊藤たかみ著

 









好き好きと言いまくってる割に、実はあまり読んでいない伊藤たかみ。
今日読んだ「17歳のヒット・パレード(B面)」(タイトル長い!)で、魅力を再確認。
一冊づつどんどん読んでいこ!

夏を海で過ごした後、死のう。
自分の成長が嫌になった17歳の少年レンはそう決めて、砂浜を歩いていた。
そこで出会ったのが、物々交換やさんを開いていた少女ココ。
一緒に死んでもいいよーと言うココを、ロケットみたいなバイクの後ろに乗せて、死ぬところを探してあてもなく走り出す。

死ぬための旅行に来たレン、どう見てもやる気ない感じのココ、ほんで二人で死に場所探し。
陰気極まりない要素たっぷりやのにも関わらず、なんでしょうこの爽やかさは!

舞台は間違いなく日本のようなんですが、日本に見えない。
アメリカ西海岸とかハワイとか、きれいな海があって自由でオープンで、ロードムービーを見ているような、そんなイメージ。
そんでもって、トイカメラで撮った写真のような色合いです。

レンとココの微妙な関係が、17歳という年齢をよく表現していて、とてもいいんです。
惚れて一緒におるわけじゃないけど、でも別にいいよーって感じのノリ。
軽い軽くない、ちゃんとしてるちゃんとしていない、とかそういうのではなく、楽しかったらオッケー!
そこに、もう人生なんてうんざりさ!が同居中。
ムツカシイお年頃や!

さらに、貧乏だから死んだのだと思われたくないと言うレンの男のプライドと、あれ欲しいこれはいらん赤ちゃんかわいい欲しいと言うココの女のわがままが交錯。
レン:ココ=金:赤ちゃん
公式は、こう!
なんかようわからんくなってきましたが、とにかく、若さと性別をうまいこと描きまくっててすげー!って言いたいんです。

さて、二人は無事、死ぬことができるのでしょうか。

やー、これ、映画化して欲しいです。
かっこいいロードムービーになると思うわ。
音楽は、文中に出てきた曲(ビートルズくらいしかわからんかったけど)を使ったりして、ぜひ!
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by sabazaki-jaco | 2009-06-08 23:09 | ほん