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「私の男」



「私の男」

 桜庭一樹著

 









この本を読んだせいで、もやもやしてます。
べたべたするし、臭いし、息苦しいなー。

北の海で起きた事件から逃げるように、東京のアパートでひっそりと暮らす花と、養父の淳悟。
花は九歳のとき震災で家族をなくし、親戚の淳悟のもとで暮らすことになったのだった。
親子の域を超えて愛し合い、べったり寄り添って生きてきた二人の過去をさかのぼって、秘密が明らかになってゆく。

さっきも書きましたが、ほんとにべたべたしたお話でした。
心も体も空気も何もかも、べったべた。
ページめくったら糸引いてんちゃうかなってくらい。
ほんで多分、18歳以下立ち入り禁止。

やーでもこれ、正直第4章まででいいような気がしたんですが・・・。
最後にどんな爆発的な事実が隠されてるんやろ!って期待してたのに、なんやよくわからん終わり方やったし。
「阪急電車」みたいに、折り返してほしかったです。著者違いますが。

とか何とかぐちぐち言いつつも星四つ付けているのは、めっちゃ引き込まれたから。
「GOSICK」読んだときも、苦手やなーって思ったんですが、え?なんで?それでどーなんの?が溜まりすぎて一気に読んだんやったなぁ、ってのを思い出しました。
引き込むの上手いですよね、桜庭さん。
今回も最後まで引っ張ってほしかったですが。

しかしべたべたするー!
胃もたれするし、肩こってるし、なんか痒いし!
そんなとこ引っ張ってくれんでええんですけどー。
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by sabazaki-jaco | 2009-04-30 23:41 | ほん
「エルマガジン・アート」



「エルマガジン・アート」













あなたが突然去っていったのは12月のことでしたね。
おかえりなさい、エルマガ。

完全保存版京阪神アートブックっていう仮の姿ではあるんですが、今日本屋さんでエルマガの表紙見つけたときはもう、涙ちょちょぎれそうになりましたとも。
内容はまぁ、「知ってる・・・」っていう感じやったのですが、いいです、買います。
エルマガが復刊するためなら!
それに、若冲と蜷川実花が秋に見られるっていう、素敵情報得られたしね。

最後のページに、「なにかしらの形でLmagazineを続けていく・・・」「エルマガジン別冊を発刊し続けていく・・・」という、ファン感涙のお言葉が!
待ってます!
待ってます!!
待ってますーっ!!!

あなた無しでは生きていけませんまじで。
がんばってください。
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by sabazaki-jaco | 2009-04-29 21:40 | ほん
イエローヌードル
池田にあるインスタントラーメン発明記念館で、マイカップヌードル作ってきました。

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これ!
カレー味に、タマゴ+コーン+ヒヨコちゃんかまぼこ2で、イエローヌードル!
ヒヨコちゃんだらけ万歳!

スープを4種類から選んで、具材は10種類から4つ選べます。
具材を入れてくれるお姉さんがプロフェッショナルでした。
はい!一番人気のヒヨコちゃんかまぼこ入ります〜!とか、刺激たっぷりキムチですね〜!とか、上手い間の手入れてくれるからわくわくするわ。
素敵な笑顔で愛情もプラス。

次回は予約してチキンラーメンも作りたい!!

インスタントラーメン発明記念館:http://www.nissin-noodles.com/
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by sabazaki-jaco | 2009-04-28 23:26 | まいにち
「ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ」



「ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ」



 









有名作家さん勢揃いで、源氏物語を現代語訳。
松浦理英子、江國香織、角田光代、町田康、金原ひとみ、島田雅彦、日和聡子、桐野夏生、小池昌代の九名(掲載順)

光源氏がモッテモテで、お姫さんお嬢さんねえちゃん達をとっかえひっかえでうはうはー、っていう大筋の内容は知っていたんですが、ちゃんと読んだのは昔々の古典の授業でのみです。
古典の授業を“ちゃんと読んだ”に分類したらあかん気もするので、つまりほぼゼロ。
予想以上の、めくるめく愛の世界(乱れぎみ)でした。
あほみたいな感想ですみません。

書いた人によって感想が全然違うので、一人ずつ書きます。

松浦理英子「帚木」
正直、初っぱながこの人はきつかった。古典の授業の現代語訳の模範解答、といった感じ。

江國香織「夕顔」
さすが、翻訳慣れしてはる。読みやすいです。源氏物語、江國さんの訳やったら全部読める気がします。

角田光代「若紫」
うまい。現代アレンジ風で、映画「さくらん」のきよ葉(主人公)の子どもの頃の話みたい。ほんできっと源氏物語的にも、ここらへんが一番の盛り上がりポイントなんちゃうかしら。知らんけど。

町田康「末摘花」
町田康は天才でした。完全な町田ワールド。源氏物語書いて笑わせられるなんて、この人くらいしかおらんのちゃうでしょうか。末摘花の散々な言われっぷりが、ひどいけどおもろいです。

金原ひとみ「葵」
完全現代版、っていうか源氏物語的要素ないんやけれども。ここまで変換しちゃうのも、金原さんやったらありかな。しかし、葵はええんやが、光源氏が光っていう名前で扱われてるのが、なんか照れる。

島田雅彦「須磨」
島田さんの文章がどうこうよりも、源氏まさかの左遷にびっくり。

日和聡子「蛍」
この人も、古典の授業の現代語訳の模範解答。松浦さんよりは読みやすいですが。

桐野夏生「柏木」
女三宮目線で、天皇家らしい丁寧で美しい文章で書かれています。原文で詠まれている歌を一つも書かないで、まとめ上げられていてすごい。

小池昌代「浮舟」
エッセイを交えて書かれていて、おもしろいです。歌の訳し方が、他の作家さんと違って詩的でおしゃれで、内容がわかりやすい・・、と思ったら小池さん、詩人さんやったんですね。浮舟の心情描写めっちゃうまいし、風景描写も色彩豊かで美しい。

好き勝手書いてます。
おすすめは町田康、あと桐野さんと小池さん。

しかし源氏物語、昼ドラなんて比べもんにならんくらいのドロドロっぷりですねぇ。
古典の授業でやるには、中高生には刺激強すぎやと思うんですが。
町田康の訳で授業したら、みんなしっかり勉強するよ、きっと!
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by sabazaki-jaco | 2009-04-24 23:06 | ほん
「スイーツオノマトペ」



「スイーツオノマトペ」

 福田里香/料理と文 長崎訓子/絵著











ふわふわケーキに、ぷるぷるプリン、さくさくビスケット。
あーおいしそう!

もうすでに存在自体がかわいいお菓子たちに、オノマトペ(擬音語)をつけたらかわいさ倍増です。
イメージ膨らむ!
もくもくもくもく。
オーブンを覗けば、もくもくもくもく、ケーキも膨らむ!
ってな具合で作れるのかな。
楽しそうかもー。

うちはお菓子作りできまへんので、この本も見てるだけなんですが・・。
長崎訓子さんのイラストがめっちゃかわいいんで、絵本みたいな感覚で読めます。
お菓子作れなくても楽しめます。
お菓子作れたらもっと楽しいんやろなー。
食べたいなー。
誰か作ってくれへんかなー。

ていうか実はこの本、美容室で出してくれた本なんですよ。
くるくるパーマあてている間に読み、あまりのかわいさに感動!
「めっちゃかわいいですねーこれー」って、近くにいた美容師さんに声かけたら、どうやらその人が持ってきた本やったらしくこれまた感動!
その美容師さんも、お菓子作りせーへんのに、かわいさにやられて買ってしまったそうです。


かわいいお菓子つながりで、ついでにもう一冊ご紹介。

「きらめくジャンクフード」
 野中柊著

お菓子だけじゃないんですが、ドーナツとか、ポップコーンとか、チョコチップクッキーとか・・・
もういかにもかわいいお菓子にまつわる、著者のエピソードがつまった一冊です。

ほんでイラストがまたかわいいんです。
カラフルでポップ!
内容も、カラフルでポップ!
女子必読!


それにしても今日はえらい「かわいい」を連発したなぁ。
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by sabazaki-jaco | 2009-04-20 22:45 | ほん
ミレービスケット


めっちゃおいしいです。これ。

ミレービスケット。

ビスケットを油で揚げて作られているらしい!

甘いのかと思いきや、ちょっと塩っぽくてうまい。
サーターアンダギーの、ビスケット版、みたいな感じかな。





高知で有名なお菓子らしいんですが、お母さんが買ってきたんで、大阪のどっかでも買えるのやと思います。
また食べたい。
コンビ二に置いてほしい。
けどコンビニで買えたら、食べ過ぎて太りそうや。
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by sabazaki-jaco | 2009-04-19 21:28 | まいにち
「寄りみちこみち」



「寄りみちこみち」

 華恵著

 









華恵ちゃんの、毎日の生活エッセイ。

モデルさんなんで、華やかな世界もちらりと見え隠れもしますが、彼女の生活はごく普通の高校生の女の子。
学校へ行って友達と喋ったり、クラス対抗ダンス大会に向けて練習に励んだり、遠足でディズニーランドに行ったり・・・。

本当に普通の毎日なのに、いつも新しい発見がいっぱいで、それに素直に感動して、素敵な文章を作り出す。
や、彼女にとったら、作り出すなんか考えていなくて、ただ書き留めただけなのかなー。

うちが華恵ちゃんの本のファンになったのは、デビュー作の「小学生日記」という本でした。
タイトルの通り、小学生だった華恵ちゃんが書いた日記なんです。
これがもうものすごい!
小学生とは思えない、文章のうまさ!

それに、いい子!って雰囲気が文章全体からにじみ出まくってるんです。
かわいいんは言うまでもなく、本もたくさん読んではるからいろんなこと知ってるし、好奇心旺盛やけど出しゃばってなくて、家族想いで友達に親切で、素直で、やのにすごく謙遜する(謙遜しすぎ!)。

こんないい子いないよー!
非の打ちどころがないよー!
華恵ちゃんと関わることのできる、すべての人がうらやましい。
って褒め過ぎ!とお思いですか?
読んでもらったらわかってもらえると思うんで!
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by sabazaki-jaco | 2009-04-14 23:51 | ほん
リサイクル
昨日のこと。
フリマ出店、いらん服売るついでに、本も数冊連れて行きました。

本コーナーに立ち止まってくれる人、多い多い!

真っ先に旅立っていったのは、「ポトスライムの舟」
まだまだ話題の本ですもんねー。
角田さん江國さんあたりは、やはり堅いです。
あとはCD付き中国語本とか、よりみちパンセ!シリーズとか。

12冊ほど持って行って、10冊くらい売れて、1000円以上にはなってると思う。
絶対、古本屋に持って行くよりもええ値段で売れました!
古本屋なんか、文庫やったら一冊10円とかにしかならんもんね。
値切られても、フリマの方がいい!
お客さんと本トークできるし!

ちなみに売れ残った二冊は、「バッテリー」あさのあつこ著と、「なんとなくな日々」川上弘美著、でした。
「バッテリー」は売れると思ってたのになー。
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by sabazaki-jaco | 2009-04-13 23:28 | まいにち
指人形
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じゃじゃーん!
うちが幼稚園か小学生の頃によく遊んでいたおもちゃ箱を開けてみたら、なつかしすぎる指人形が仰山出てきました。

手前は、「こんなこいるかな」
いじめっことか、泣き虫とかいろんな性格の子がおって、最後はみんなで仲良くあそびましょうーみたいな、平和なアニメやったような・・・

後ろは言うまでもないけど、「オバケのQ太郎」
P子かわいいなぁ。
人間の皆さん、全然思い出せないです。

そして真ん中が、「メイプルタウン物語」!
なつかしい!!
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これです→
ウサギ一家の名前も何も一切覚えてないですが、毎週欠かさず見てました。
アニメ版シルバニアファミリーって感じなんかな。








でも残念なことに、これらの指人形すべて、背中にうちの名前がマジックで書かれてあるんです。
いや別にいらんからええんですけど。

大きくなってから見る、親によって書かれた自分の名前って、何か恥ずかしいですね・・・
特に、マジックで、ってあたりが・・・
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by sabazaki-jaco | 2009-04-10 21:49 | ええもん
「AMEBIC」



「AMEBIC」

 金原ひとみ著

 









朝起きてパソコンを立ち上げると、覚えのない滅茶苦茶な文章が保存されている。
これを書いたのは私?
私に取り憑いた私?
それとも私じゃない私?
錯乱状態で書いた“錯文”。
あーまたやっちゃったよーと自己嫌悪。
好きな男は、来月パティシエの女と結婚するしで、嫉妬、葛藤・・・

って、違う!
何か違う!
嫉妬って訳じゃないし、葛藤も違う。
ほな何かって、そんなんわかりません。
だってこの人、常時錯乱状態なもんで。

そんな常時錯乱状態の女の人の話を読んでおもしろいのか、ってことになるんですが、そこは金原マジック!(いや、マジックってより、実力やと思いますが)
なんか賛否両論あるみたいですが、やっぱ上手ですよ。
女の、美しい部分じゃなくて醜い部分書かせたら、もう素晴らしいです。
ま、うちも女なもんで、醜い部分をまじまじと見せつけられるのは嫌やーって思うし、気分沈みまくりなんですが。

しかし今回の人は、一段と激しかったなぁ。
基本的に何も食べなくて、口にするのは、野菜ジュース、お酒、水と、胡瓜の漬け物とたくあんと、飴と、サプリメントのみ。
パスタに異常なまでの嫌悪感を抱き、トマトソースやオリーブオイルの存在を全身全霊で拒否。

好きな男の婚約者がパティシエであることに対抗してか、ケーキやらタルトやらを作る。
そして作ったものはそのまま捨て、ゴミ袋の上から指で潰すことに快感を覚える。
理解不能なんてもんじゃないです。
食べ物を粗末にするなんて許せません!しかもケーキ!
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by sabazaki-jaco | 2009-04-08 22:56 | ほん