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「こどものころにみた夢」



「こどものころにみた夢」

 角田光代他著

 ○○









「こどものころにみた夢」というテーマの短編集。
角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西加奈子!、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎。
「うほ!」と思わず声を上げてしまいそうになるような方々がずらりと並んでおります。

さらに、それぞれの短編には、イラストが添えられております。
童話集みたいで素敵!
これはきっと、おとなのための童話集やな。
茶色がかったグレーに黄色の文字色の表紙ってのも、ちょっと重量感のある童話集の「ずっと昔からあるんだよ!」っていう雰囲気にぴったし。
何と言っても「夢」ってテーマが最大のポイントですよね。

もちろんうちは、西さん目当てで読みました。
「ヘビ」というタイトルで、イラストも西さんが描いてはります。
世界中の西さんファンのみなさん、もしこの本まだ読んでいないんでしたら、是非読んでください。
ほんの数ページの短いお話ですが、日常の風景のまったりした部分を鋭く抜き出す“西加奈子眼”(すばらしい観察力!でもまったりしてる)を、めっちゃ感じることができます。
西さんの観察力の鋭さは、ハサミでチョキンって切ったようなんじゃなくて、素手でビリッて破いたみたいな、ちょっと荒さも含んだ鋭さ。
今、うちの頭に、ツキノワグマが浮かびました。

西さんばっかり語りましたが、あとは高橋源一郎さんの「さらば、ゴヂラ」が好きでした。
あとは堀江敏幸さんの「ハントヘン」。
このお二方の本は読んだことがないんで、なんか読んでみたいです。
そんな発見ができるのも、アンソロジーの魅力。

そして衝撃やったのは、穂村弘さんの「おしっこを夢から出すな」!
ずばりおしっこの話であり、さらにうんこの話です。
こんなことをこんなとこで堂々と書かはるなんて、穂村さんらしいなーと思いました。
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by sabazaki-jaco | 2009-02-25 00:59 | ほん
「阪急電車」



「阪急電車」

 有川浩著

 









「鹿男あをによし」のときにも書きましたが、図書館の予約待ち、えらい長いこと待ちましたこれ!
四月に予約してやっとこないだ届いたんやから、それはもう期待しまくり。
だって阪急電車ですもん。
関西おしゃれナンバーワン電車ですもん。

阪急電車の中でも多分マイナーな路線であろう、今津線(乗ったことないです)
宝塚駅、宝塚南口駅、逆瀬川駅、小林駅、仁川駅、甲東園駅、門戸厄神駅、西宮北口駅。
線路が繋がっているようにお話も繋がっています。
一駅分ずつ期待や恋心を乗せて、恨みつらみや駄目な自分を降ろしていく。

宝塚から西宮北口まで行き、折り返してまた宝塚まで。
一駅一話、ってのがええね。
タイトルにでーんと「阪急電車」って謳ってるだけあって、駅やったり車窓からの景色やったりのそれぞれの個性を、がっつりつかんでいるように思います。
今津線乗ったことないんで、ま、どんなところか知らないんですが、あーええ電車ーと思いました。
そして阪急電車のイメージ、もともとええイメージやったのにさらにアップ。

どのお話も、表紙のイラストのように、上に上がって行って、その先には明るい世界が待っていて・・というような気分になれるものばかり。
往路でモジモジしてたあの子が、復路では少ししっかりしてたり。
若干話うまいこと行き過ぎな気もしますが、これはエンターテイメント。
水戸黄門が必ず一件落着するように、阪急電車も必ずハッピーエンドなんです。

実は有川浩さん、正直あんまり好きじゃないんですけど、軍隊やたら出てくるし、でもおもしろかったです。
あとがきだけ、あれ、いらない気がするんですが・・。
なんか一気に現実に戻されてまうやん。
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by sabazaki-jaco | 2009-02-23 21:58 | ほん
猫の日
2月22日は、にゃんにゃんにゃんの猫の日です。
愛すべき猫たちの日ですよー。

ちなみに昨日はにゃんにゃんイヴで、明日はにゃんにゃんみゃーの日です。
そもそも2月はにゃんの月ですし、3月はもちろんみゃーの月です。
なので3月2日や3月3日も。
さらに5月6日はゴロゴロの喜びの日です。

きっと今日は世界中の猫ブログが、それはそれは盛り上がっていることやと思います。
うちも我が家の猫自慢!
べっぴん白猫のリンちゃんです。
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2才くらいの女子です。
ぴちぴち世代です。
好きなものは、化学繊維です(食べます。)
嫌いなものは、玄関のチャイムです(ピンポーンの音です。)






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                 おまけのサービスショット!
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by sabazaki-jaco | 2009-02-22 21:39 | まいにち
「鹿男あをによし」



「鹿男あをによし」

 万城目学著

 









なんかここんところ図書館の予約本到着ラッシュで、待ちに待った本たちがジャンジャン届いていて、嬉しい限りです。
これもえらい長いこと待ちましたよー。
鹿、大人気やなー。

「神経衰弱」と言われ大学院を追い出され、二学期の間だけ奈良の女子校で担任として働くことになった、おれ。
初日からクラスの生徒たちから嫌われてしまい、特に堀田イトとの関係がうまくいかず悩んでいるところに、突然、鹿から声をかけられる。
どうやらおれは鹿の“運び番”に選ばれてしまったらしい。
鹿の命令に振り回されながら、日本を守るために走り回る。

大阪に住んでいるうちにとって、何より嬉しいのが、知っているところばかりが舞台になっているということ。
奈良の女子校はうちが大好きな平城京跡の隣にあり、あとは奈良公園とか、若草山、飛鳥の石舞台に奈良健康ランド。
京都では伏見稲荷神社と、大阪の難波宮跡。
何回も行ったことあるとこばかりなので、お話の舞台を、頭の中ではっきりと思い浮かべることができます。

奈良の鹿、行ったことない方のために言っておきますと、ほんまに仰山おるんです。
んで鹿せんべいくれーと、お辞儀をします。
鹿せんべいを出し渋っていると迫ってきて、逃げるとさらに追いかけてくるので、うちはそのおかげで鹿恐怖症です。
小さい頃に追いかけられて泣きましたもんで。

その恐怖の鹿が突然話しかけてくるっていう衝撃的なお話なんです。
この鹿がまたなんか生意気なんですよねー。
表紙のイラストの鹿、生意気な顔してるでしょ?
「鹿め、鹿めっ!先生、鹿なんかに負けるな!」と、個人的な感情むき出しで読んでいました。

鹿に敵対心燃やしつつですが、でもすごく読んでいて楽しかったです。
奈良京都大阪のことよく知ってはるようで、舞台にとても忠実に描かれていて、違和感を感じるところなんてひとつもありませんでした。
登場人物のキャラクタ−や人間模様とか、動物が喋るおかしさとか、少々恋愛関係とか、色々な要素がええ感じに組み込まれています。

さ、次に読む本はこの本以上に図書館の予約待ちが長かった本なので、期待しまくり。
舞台はまた関西、兵庫県です。
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by sabazaki-jaco | 2009-02-21 22:58 | ほん
「少年メリケンサック」


 見てきました!少年メリケンサック!
 本当です!
















めっちゃ笑いました。
一人で見に行ったのに、もう遠慮なく仰山笑わせていただきました。
隣に座っていた男の人も「きききー」って変な笑い方で笑ってはったし、反対側に座っていた女子も「うふうふ」言うてはりましたし。
つまりみんな笑っていました。

言うまでもないことですが、あおいちゃん、かわいすぎます。
想像を超えたかわいさです。
あおいちゃんは何を見ても常に想像を超えたかわいさなんで、あおいちゃんのかわいさは無限やなーと、うっとりします。
「少年メリケンサック」のあおいちゃんは、これぞお手本!というような喜怒哀楽を見せてくれます。
怒ってるとこもまたかわいすぎ・・!

あと個人的に好きやったんが、田辺誠一演じるTELYAという歌手。
カンナ(宮﨑あおい)が働いているレコード会社の売れっ子歌手です。
動き変やし、黒人のいかついガードマン二人従えてるけど何か動き変やし、ガクトみたいやけどやはり動き変やし。
後で田辺誠一やったって知って、びっくりしました。
田辺誠一ってちゃんとした人やと思ってたんで(笑)

クドカン、監督以外にもいろんなとこで脚本やら演出やらもやってはるけど、すごいなー。
歯の抜けたようなあほみたいなかっこええ顔してはるもんなー。
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by sabazaki-jaco | 2009-02-18 21:51 | えいが
変えましたー
トップの絵、変えてみましたー。

左手の人差し指がええ感じに描けた!
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by sabazaki-jaco | 2009-02-17 23:57 | まいにち
図録「さて、大山崎」
e0150519_22151829.jpg12月に行ったアサヒビール大山崎山荘美術館での、山口晃展の図録「さて、大山崎」がやっと届きました。

待ってましたよー!!

画集の「山口晃作品集」よりも本自体のサイズも大きいですし、作品を拡大して載せてくれてるんでしっかり見られる。
しかもこれがまた、うちが見たい部分をしっかり拡大してくれてるんで、嬉しい限りです。

やっぱりかっこええなー。
もう一回見に行きたい。




山口晃といえば機械、特に乗り物がかっこええ!と、うちは思っております。
なので、「さて、大山崎 山口晃展」のメイン作品「大山崎交通乃圖」より、超かっこええ乗り物を抜き出してみました。
もうこれ見てもらえたら、すばらしさ理解して頂けると思います。

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初級、セグウェイ。
地図を見ながら大山崎観光でしょうか。セグウェイを乗りこなすおじさん、きっとお金持ち。

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中級、車いす式田んぼ耕し機。
あ、車いす、と思ってよーく見たら、田んぼ耕してはりました。
こういうような「ウォーリーをさがせ」的なコネタが、めっちゃ仰山、というか全部こんな感じ!

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上級、馬バイク。
馬バイクは、山口晃氏の他の作品でも頻繁に見つけることができます。
この作品は大山崎の風景の図なんで、バイクが走っているんは普通のことなんですが、戦国時代の合戦の図なんかでも馬バイクが登場しているんです。
このときは馬が普通、ということになります。
馬バイクは現代でも過去でも、なんやったら未来でも通用する、最強の乗り物やというこっちゃですね。
ていうか時代とか関係なく、かっこよすぎです、馬バイク。
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by sabazaki-jaco | 2009-02-16 23:04 | まいにち
「四とそれ以上の国」



「四とそれ以上の国」

 いしいしんじ著

 ○○







やっとこさ読み終わりました。
正直、疲れた!

簡単に言いますと、四国を舞台にした短編集です。
「それ以上」と言うだけあって、5つのお話からなっています。
塩祭りの話の「塩」、外国人英語教師が電車に乗る話の「峠」、巡礼の話の「道」、鳴門の渦潮の話の「渦」、藍の職人の話の「藍」。

いしいしんじさんの本は、昔昔に「ぶらんこのり」を読んで以来でした。
「ぶらんこのり」はなんかおとぎ話みたいで児童書っぽいなーと思ったような記憶があるんですが、この「四とそれ以上の国」は全然違いました。
文章が難しすぎて不可解。
ちょっと読んでは「??」となってまた戻り・・を繰り返していたら、もうあきまへん、前へ進みまへん。
話いきなり飛ぶし、知らん間に知らん人現れてるし、頭ぐちゃぐちゃー。

特に「塩」が本当に不可解やったんで、初っぱなから読むのが苦しかったです。
昔の話なのか言葉遣いが古めかしい風にしてあるのが何よりの原因。
ほんでまた登場人物多すぎるし。(兄弟だけで12人!)

ま、しかし掲載順に読みやすくなっていったように思います。
「藍」は純粋にかっこええ話やなーと思いました。
「藍」がなかったら、うちの評価は2点止まりやし、感想書かんとこうと思ってたんですが。

藍染めに使う藍玉というものがある。
藍玉職人の五郎がいつものように藍玉の寝床のチェックをしていたところ、藍玉の寝床から藍が逃げてしまっているのを発見した。
藍が逃げてしまっては、その藍玉は使い物にならない。きれいに染めることができない。
五郎は藍を連れ戻そうと追いかける。

藍が逃げたとわかった時の、五郎の表情の描写がかっこええのです。
落胆するでもなく、焦るでもなく、「あ、逃げおった」と冷静。
何かスコンと抜けたような、清々しいと表現したくなるような表情。
あの表情一つで、一気に四国が神秘的な国であるように思えました。

お遍路巡り、いつか行ってみたいなー。
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by sabazaki-jaco | 2009-02-15 01:25 | ほん
日本のカエル
カエル大好きなんです、うち。
今日難波をふらりと歩いていたら、新しいカエルのガチャガチャを発見!
その名も、「日本のカエル」!!

ガチャガチャ一回300円と、めっちゃ高い・・。
今日は三回で我慢しました。

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かっこいい台に乗っているんで、もう博物館みたい!!
左がヒメアマガエルで、右がカジカガエルです。
ニホンアマガエルが欲しいです!

2008年は、国際カエル年やったのをご存知でしたでしょうか?
カエルツボカビという病気で、世界中のカエル達がピンチだそうです。
んでこのガチャガチャの売り上げの一部が、カエル保護活動に寄付されるそうです。
一回300円は厳しいけど、そんなことならがんばって全種類制覇のために、なんまんえんでも使ってやろう!!
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by sabazaki-jaco | 2009-02-14 01:02 | ええもん
MUM'S THE WORD
南船場にタピエスタイルというかわいい雑貨屋さんがあるんですが、先日ふらりと立ち寄ったときに、すばらしくすてきなブローチと出会ってしまったのでした。
ブローチを買った時についていた値札(っていうんかなー?お店の名前書いてある紙)に、ホームページのアドレスが書いてあったんで検索。

MUM'S THE WORD。
そしたらそこはめくるめく夢の世界へと繋がっておりました。

どうやら京都にお店があるということがわかって興奮。
何人かのアクセサリー作家さんが集まってやってはるお店のようです。
ホームページは夢の世界すぎてよくわからんかったのですが(ごめんなさい)、ブログに仰山作品がアップされていたんで、それ眺めてるだけで小一時間は楽しめます。

本当どれも、アクセサリーというよりも、作品!
かわいーかわいーと思っていたら、気がついたら京都に来ていました。
店員さんの作家さんに一緒に選んでいただいて、んで仰山試着もさせてもろて、友達の結婚パーティーでドレスアップ用のネックレス買いました!

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MUM'S THE WORDさん(ブログ):http://yaplog.jp/mtw/



それにしても左の写真のガイコツは使いやすいです。撮影に。
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by sabazaki-jaco | 2009-02-09 23:45 | ええもん