「グアテマラの弟」



「グアテマラの弟」

 片桐はいり著

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女優片桐はいりによる、グアテマラ旅のエッセイ。
旅の途中のグアテマラで結婚し、そこで住み着いている弟さんを訪ねて行ったはいりさん。
料理上手な奥さんのペトラさんや息子のフェルナンド、その他地元の陽気なラテン男女との楽しい旅の思い出を綴ったエッセイです。

はいりさんと言ってぱっと思いつくのが、「かもめ食堂」。
というか「かもめ食堂」は割と最近見たってこともあり、その印象しかないんですが、なんか、そのまんまの人でした。
イメージ通り。

グアテマラでの、はいりさんのいかにも日本人!な行動に対し、弟さんの現地になじみ過ぎ!な余裕の態度がおもしろいんです。
街を歩く姿とか、近所のお友達と喋っている姿とか、うちの頭の中に浮かぶ弟さんの顔は、めっちゃ濃くて、黒々とした艶のある髪の毛がなびいていて・・って、完全にラテン系の顔が浮かんでますもんね。

前にも何の本を読んだときかに書いたかもしれないのですが、こうやって自分のことを(おもしろおかしく書かれるとしても)本にしてもらうことができるなんて、うらやましいなーと思うのです。
言うたら弟さん、グアテマラ行ったりして個性的すぎますが一般人やないですか。
うちもこんな感じで登場してみたい。
ほな「この本に書いてるこの人おるやろー、これな、うちやねんでー!」って、自慢しまくるのに!
ってそれがあかんのか?

話がずれてしまいましたが、はいりさんの書く文章、とても楽しく読めました。
話のオチまで用意されてたり。
グアテマラの魅力も満載です。

そして実は一番印象に残っているのが、はいりさんのタバコを吸う姿なんです。
と言っても「タバコを吸った」くらいの文章しか出てこないですし、細かい描写なんかあるわけではありません。
でも、なぜか、めっちゃかっこいいんです。
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by sabazaki-jaco | 2009-03-06 00:08 | ほん