「阪急電車」



「阪急電車」

 有川浩著

 









「鹿男あをによし」のときにも書きましたが、図書館の予約待ち、えらい長いこと待ちましたこれ!
四月に予約してやっとこないだ届いたんやから、それはもう期待しまくり。
だって阪急電車ですもん。
関西おしゃれナンバーワン電車ですもん。

阪急電車の中でも多分マイナーな路線であろう、今津線(乗ったことないです)
宝塚駅、宝塚南口駅、逆瀬川駅、小林駅、仁川駅、甲東園駅、門戸厄神駅、西宮北口駅。
線路が繋がっているようにお話も繋がっています。
一駅分ずつ期待や恋心を乗せて、恨みつらみや駄目な自分を降ろしていく。

宝塚から西宮北口まで行き、折り返してまた宝塚まで。
一駅一話、ってのがええね。
タイトルにでーんと「阪急電車」って謳ってるだけあって、駅やったり車窓からの景色やったりのそれぞれの個性を、がっつりつかんでいるように思います。
今津線乗ったことないんで、ま、どんなところか知らないんですが、あーええ電車ーと思いました。
そして阪急電車のイメージ、もともとええイメージやったのにさらにアップ。

どのお話も、表紙のイラストのように、上に上がって行って、その先には明るい世界が待っていて・・というような気分になれるものばかり。
往路でモジモジしてたあの子が、復路では少ししっかりしてたり。
若干話うまいこと行き過ぎな気もしますが、これはエンターテイメント。
水戸黄門が必ず一件落着するように、阪急電車も必ずハッピーエンドなんです。

実は有川浩さん、正直あんまり好きじゃないんですけど、軍隊やたら出てくるし、でもおもしろかったです。
あとがきだけ、あれ、いらない気がするんですが・・。
なんか一気に現実に戻されてまうやん。
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by sabazaki-jaco | 2009-02-23 21:58 | ほん