「短歌の友人」



「短歌の友人」

 穂村弘著

 









毎月ダヴィンチの最後の方に「短歌ください」というコーナーがあります。
読者から応募された短歌を穂村さんが選んで解説してくれる、というものです。
短歌といえば、教科書で昔に習った俵万智の「サラダ記念日」くらいしか知りませんでしたが、そのコーナーに載っていた一般の読者の歌を読んで、生意気にもこう思ったのでした。
うちにも詠める気がする、と。

そして実際、詠み始めてみました。
短歌が浮かんだら携帯のメモ機能に保存し、後で読み返して改良しノートにまとめる。
短歌の詠み方なんか何にも勉強せずに、全くの独学と思いつきで歌はたまっていきました。
ちょっと短歌の本でも読んでみるかと、手に取ったのがこれ。

歌人穂村弘さんによる、短歌の解説本。
始めは口語で詠まれた初心者にもわかりやすい歌から、だんだんと昔の歌人の歌も交えながら、最後は本格的な歌の解釈や歌人研究。
穂村さんの「僕なんてまだまだですが・・」とでも言いたげな優しい語り口がとても素敵で、ああきっとええ人なんやろなぁと感じられる一冊です。

しかし、がつんと打ちのめされました。
詠める気になっていてすみませんでした。

この本を読む途中から、うち、短歌が詠めなくなってしまったんです。
なんか、恐くて。
今、超弱気です。
「短歌の友人」って言うけど、友人というよりは門番か監視人のように思えてなりません。
あ、でも、そんな恐ろしいことは全然書いていないんですよ!
うちが甘っちょろい気持ちで短歌に手出したからあかんのです。

とりあえず、短歌の詠み方みたいな本を一冊読んでみようと思います。
それでええと思える歌が詠めた際には、きっとここで発表、したいな。
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by sabazaki-jaco | 2008-11-26 21:52 | ほん