「園芸少年」



「園芸少年」

 魚住直子著

 









篠崎は高校一年生、帰宅部の生徒が多い楽そうな高校を選び、毎日を無難に過ごすはずだった。
しかしひょんなことから園芸部に入ることになってしまう。
眉毛を剃りいかにも悪そうな大和田と、段ボール箱をかぶり顔を隠して登校する庄司と、園芸素人ばかり部員三人で、枯れた花壇を花でいっぱいにすることはできるのか。

絵に描いたような健全な物語です。
この健全さは、「図書館戦争」のメディア良化委員会の検閲にも引っかかりようがないわ。
冴えない少年と元不良少年とひきこもり少年による健全な物語、はい、ご想像通りの展開で間違いないかと思います。

あ、おもんなさそうって思いました?
うちも思ってました。

自分たちの手で、試行錯誤しながらの花壇作り。
水をやって葉っぱがシャンとしたことに喜び、なかなか芽が出ないことに悩み、植物の成長に素直な反応を見せる彼らに、ほんわかした気持ちになれます。
がんばれーって応援しながら読んでいました。
最後にはしっかり花開きます。
枯れたりなんかしませんよ。

んで三人がまたほんまええ子なんです。
土いじりした後、爪に入った土をこすって洗うけど取れへんーて言い合っているシーンなんて、かわいすぎ!

あーなんか花育ててみたくなったり。
サボテンすら枯らすうちには無理ってわかっています。
植物の本読んで満足!
[PR]
by sabazaki-jaco | 2009-10-30 23:36 | ほん