「お菓子手帖」



「お菓子手帖」

 長野まゆみ著

 









長野まゆみさんの本は読んだことがなかったんですが、「少年アリス」の装丁のステキセンスは記憶に残っておりました。
そのステキセンスが作られるまでの行程が、この「お菓子手帖」に全て書かれております。

図書館で借りたら、分類番号913.6の小説となっておりましたが、これエッセイちゃうの?
ネットの情報によると、“自伝風極上スイーツ小説”て書いてあるけど、つまりフィクション?
長野まゆみという人にえらい興味を持ってしまったうちとしては、結構気になるところなんですけど、どっちなんでしょうか。

一九五九年(昭和三十四年)八月十三日の正午、東京に生まれる。
一歳、二歳、三歳・・・と一年ごとに二十九歳まで、その年齢で食べていたお菓子をひたすら紹介していく。
時代背景やその年の流行などを踏まえながら、小さい頃には母に連れて行ってもらったデパートのパンケーキを、高校生の頃には売店で買っていたお菓子を、就職して百貨店で働き始めた頃には仕事帰りに喫茶店でケーキを。

うちが生まれた年にはすでに彼女は二十四歳で、世代がちゃうので知らんお菓子ばっかり、その上東京のやから全然知らんのに、なんでか懐かしく感じました。
うんうん、あれはおいしかったなぁなんて、一緒にうっとりしてみたり。
どのお菓子も、思い出の中できらきら輝いています。

ホットケーキとスコーンとマフィンは、何度もでてきてほんまにおいしそう。
特にスコーンや。
“シンプルに小麦のうまみを味わうことができ、ざっくりしていながら、しっとりと香ばしく、クリームやシロップとよくなじんだ”スコーンが、食べたい!

長野まゆみティールーム作ってくれへんやろか。
乙女たち(うち含む)がこぞって通うよー。
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by sabazaki-jaco | 2009-10-10 00:32 | ほん