「山田商店街」



「山田商店街」

 山田マチ著

 









これは随分けったいな本を読んでしまいました。
小説の棚にあったけど小説じゃない。
ことばあそびの作品集です。
ていうか小ネタ集です。

まず山田商店街のお店紹介。
食堂やらパン屋さんやら、一見どこの商店街にでもあるような普通のお店なんですが、山田商店街はひと味違います。
や、ひと味どころやありません。
塩こしょうで味付けした上に、ウスターソース、レモン果汁、山椒、ガムシロップ、ローリエ、味の素、マタタビ・・・。
えらいことになっていますがおいしい、そんな感じです。

そして山田町だよりでは、山田商店街のお店からのおしらせを、山田職業安定所では、その名の通りアルバイト募集など。
もちろんこちらもただ者でございません、くせ者です。

だじゃれのような親近感と、落語のような滑稽さ、こどもの無邪気さとできる大人の遊び心、そこにおとぎ話やファンタジーをプラスして、パロディ加えてかき混ぜて。
普通の商店街の風景や、実在する商品やストーリーを風刺していますが、全く嫌みなく、純粋におもしろい。
長編小説も書いてほしいです。

こんなおもろいもん書く山田さん、何者なんかなーと気になって調べてみたら、さすがーおもろいお人でした。
どうやらラーメンズの小林賢太郎の仕事に関わってはるそうです。
なんかちょっと納得。
山田マチさんのサイト、こちらもすばらしくええ感じやったので載せておきます。

山田の書きもの:http://www.yamadano.net/menu.html
↑是非“自己紹介”ってとこを見てみてください。うふふ。
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by sabazaki-jaco | 2009-08-20 00:37 | ほん