「猫を抱いて象と泳ぐ」



「猫を抱いて象と泳ぐ」

 小川洋子著

 









美の極致やと、小川洋子さんの作品を読む度いつも感じます。
小説コーナーやなくて、芸術コーナーに置いた方が適切なんちゃうかなと・・。
伝説のチェスプレイヤー、リトル・アリョーヒンの物語です。

リトル・アリョーヒンは、廃バスに住むすごく太った、マスターと呼ばれる男からチェスを教わります。
「慌てるな、坊や。」
彼はこう言って、急かさず、間違えをとがめることもしなかったおかげで、リトル・アリョーヒンは美しい詩のようなチェスを打てるようになったのです。

チェスって、なんか憧れますよね。
ヨーロッパの王室のタイルのような白と黒のチェック模様の盤の上に、きちんと並べられた貴族の紋章のような駒たち。
実はうちも持っていました、コンパクトチェスセット。
使った記憶ないんですがね。

小川洋子×チェスって、最高の組み合わせやと思いませんか?!
内容をよく知らないまま読み始めたのですが、チェスのお話やとわかって、あまりにイメージがマッチしたんで興奮!
取材に行って、チェスをしている人を斜め後ろに立って見ている様子とか、浮かびますもん。

美しい以外に言うことないなぁ。
素晴らしい景色と空気のおいしいところに旅行に行って、観光とか何もせんでもそれだけでいい!みたいな気分です。
うちが行ったことある場所で例えるなら、清里、かなー。

しかしチェス(特にポーン)って聞くと、どうしても「ダイの大冒険」しか出てきません。
敵やけど、かっこよかった!ポーン!
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by sabazaki-jaco | 2009-08-01 02:01 | ほん