「女子の古本屋」



「女子の古本屋」

 岡崎武志著

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古本屋といえば、壁一面にびっしりずらーっと本が並んでいて、棚の上にも全集とか古そうな本やらが、地震が起きたら死ぬかもーっていうくらい積んであって、一番奥に偏屈そうなおじさんが座布団に座っているイメージ。
うちにとって古本っていったらブックオフに時々行くくらいのもんで、あんまり行きませんが。

ここ最近町の本屋さんが潰れたりと、本の業界にも不況の波がずんずんと押し寄せている中、女性店主の古本屋さんが増えてきているらしいのです。
外観や内装が明るくて入りやすい店や、カフェやギャラリーが併設されている店などなど。

こんな本が置いていますといった古本屋の紹介はもちろん、さらに自分の店を持つまでのそれぞれの人生に大分つっこんで取材されています。
相当波瀾万丈な人生を送ってこられた方もいらっしゃいます。
そんなことまで書いちゃってええん?!と、若干ハラハラしながら読ませていただきました。

しかし意外なことに、最初から古本屋をやるぞ!と思っていた方はお一人もいないんです。
普通に就職して事務や営業の仕事をしていたり、本に関わっていたとしてもアルバイトで書店員をしていた人とか。
不思議なもんですね。
でもやるとなったら、棚も作るしタイルも貼る。
皆さんさすが自分の店持ってるだけあって、パワフル!

最後に「女性が古書店主になるには」という項目もあります。
ネット販売なら意外と簡単にできそう?!と思いました。
古書店を開くための参考になる本なんかも仰山紹介してくれているんで、興味のある女子の皆さんは一度読んでみてもええかも。

ちなみに、一番行ってみたいなーと思ったのは、倉敷にある蟲文庫です。
店に入ってすぐに地球儀があり、「理科室と図書室の雰囲気が合わさったような店内」とのこと。
店主の田中さんは学生時代に生物部に所属していて、粘菌の研究に夢中になっていたという不思議な方。
・・めっちゃおもしろそう!!
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by sabazaki-jaco | 2009-07-06 22:49 | ほん