「すりばちの底にあるというボタン」



「すりばちの底にあるというボタン」

 大島真寿美著

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普通の小説と思って図書館で取り寄せたら、児童書でした。

すりばちというのは、すりばち状の斜面に建っている、すりばち団地のこと。
すりばちの底、つまり一番低いところに、ひみつのボタンがあるらしい。
そのボタンを押すと、夢がかなうらしいよと、すりばち団地に引っ越してきたばかりの晴人は、おじさんから聞きました。
そのボタンを押すと、すりばち団地が沈んでしまうと、すりばち団地にもとから住んでいる小学生の女の子、薫子と雪乃から聞きました。
どっちが本当?
すりばち団地を守るため、三人はボタンの調査を始めます。

タイトルが好きです。
すごい気になるタイトル、「あるという」っていう部分が特に。
でも、読んでる途中で気づきます、タイトル=内容、そのまんまのタイトルやん!って。
やから長いタイトルなんですが、潔く感じるんですよね。

晴人と薫子と雪乃は小学6年生(多分)、あと雪乃の兄の邦彦が中学生。
もう十分に大人ぶって、おませさんな年代やと思うんですが、4人共、真剣にボタンを探しはるんです。
団地の子やから、団地に関することには真剣なんかもしれないのですが、えーなんか違和感ー。
6年生って、こんなに素直やったっけ?
中学生は思春期でしょうがー。

ま、児童書に素直さは、超大切ですもんね。
団地に住んでる子が読めば、わくわくするやろなぁ。
ひみつのボタンは当然探すやろし、「すりばち団地を守る会」とかなんとかを友達と結成したりして、基地作って、ほんで交換ノート作って、それで会議。
うわーわくわくするー!
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by sabazaki-jaco | 2009-05-10 21:50 | ほん